キャンプ・ファニチャー
木陰に置いたお気に入りのチェアに腰掛けて、葉の隙間から青空を見上げながらコーヒーを飲むひと時。はたまた星空に思いを馳せる夜。キャンプの醍醐味とも言える瞬間です。こんな時に座り心地が悪いイスでは、せっかくの雰囲気も薄れてしまいます。キャンピング・テーブル & チェアは快適なキャンプ・ライフを届けてくれるアイテムです。

天板自作のテーブル (休眠中) Byer East Port Roll Top Table
バックパック・テーブル BPT400 Byer Maine Lounger
バックパック・テーブル BPT500 Byer Rangeley Chair
Lallemand CADIX Roll Table ユニフレーム・チェア
The Kermit Chair ザノースフェイス・チェア
Tommy One Side Table コールマン三折ベンチ (廃棄済み)
Byer Low Table スノーピークチェア (処分済み)
Byer Folding Camp Table Large


天板自作のテーブル
すべての道具を市販品/既製品にしてしまうのは味気ない。市販品でも何かひとつ手を加えて自分ならではの物にしたいもの。そんな中でテーブルは自作しやすいアイテムでしょうね。

テーブルの足は強度と収納性を両立しなければならないので、いろいろ検討した結果自作は断念。市販のスタンドを利用して、天板だけを自作したものです。天板の厚さは5mmもあれば十分な強度が得られます。二枚の天板を取り外し可能な蝶番でつないで、シチュエーションに合わせて正方形や細長いテーブル(半分の幅)に対応できるようにしています。

このような板状のテーブルは、荷室の底へ積載するともっとも収納効率が高いのですが、その反面一番先に片付けなければならないのが難点でした。

只今休眠中。


バックパック・テーブル BPT400  434g
バックパック用に製作した小型超軽量テーブル。どうせバックパックの時は小さなクッカーばかりだし、何より軽くしたいから、市販の物より一回り小さくしています。サイズは 322 x 242 x 84mmでミニトランギアにピッタリ。重さは 434g。自称モデル番号は、400gから取って『BPT400』にしておこう。収納サイズも 320 x 82 x 27mmとコンパクトにできました。

組み立ては、3枚の天板を並べて横からコの字型アングルで挟み、ショックコードのゴムで足と合体させるだけ。足は単純に2枚の板をX字型にはめ込む形式。剛性が不安だったけどかなりしっかりしていますよ。


バックパック・テーブル BPT500  510g
BPT400の仕上がりに気を良くして、市販テーブルと同じサイズで製作してみた第2弾。アルミ「コ」の字型アングルに、切りかきを入れた丸い木材をかぶせてあるので、ゴム紐もずれないし天板面積を最大限利用可能。脚を付けないでテント内のストーブベースとして使うこともできます。

サイズは 404 x 300 x 104mmで重さ 510g。天板は4mm厚、脚は5.5mm厚のシナベニアを使っています。4mmだと脚には少し剛性が足りません。収納サイズは 400 x 100 x 30mm。キャップ付きアルミアングルの木の部分が隠れるように、脚部の板は H 型の切り込みを入れています。



Lallemand CADIX Roll Table
フランスのLallemand (ラレマンド) のロールテーブル。白木の素朴な感じと収納サイズが魅力です。かなりしっかりしたスタッフバッグも添付されています。でもちょっと足はチャチかな。コールマンとかにもアルミ製で似た様なテーブルも出していますが、それらより収納性がかなり高いです。

サイズは70cm x 70cmの正方形。これを2脚使って6-8人に対応したり、1つで4人までで使ったりしています。同じシリーズで幅130cmのタイプもありました。

平置きタイプのテーブルと違って、テーブルを最後に車へ積み込むことができるので撤収が楽です。見た目どおりに収納サイズが小さく、充分な広さを持ち、かつ、収納が良いテーブルはこれが一番でしょう。


The Kermit Chair
アメリカ・テネシー州ナッシュビルの「Kermit Chair Company」が作る The Kermit Chair 。モーターサイクリストのオーナーが設計した、荷台に積載できるコンパクトさを持つ座り心地が良いチェアです。

背もたれ上側と座面前側にある 2 本の支柱の湾曲具合が絶妙です。この支柱で座面に張りを持たせているのですが、背中や膝裏に当たる感覚が無いままに優しく触れていて、荷重による沈み込みを抑えています。

組み立て/分解は 1 分で完了。剛性もまずまず及第点。 5cm くらい Byer レーンジリーチェアより着座点が低くて、ロー・スタイルからミドル・スタイルにフィットします。Byer の悪い点は品質と収納性でしたが、Kermit の"作り"にも荒っぽいところがあります。ニスが"ダマ"になっていたり、作業中に着いた擦り傷があったり。まあギリギリ及第点というところでしょうか。ただし収納性については二重丸。これだけ座り心地が良くて小さく収納できる椅子は他にありません。まさにオンリーワンですね。

詳しくはコチラ
組み立て動画はコチラ


Tommy One Side Table

手前のテーブル(LOWポジション時)
地べた系、メインラウンジャー、カーミットチェアのいずれにも合うアルミ・テーブルです。

木製テーブルを愛用しているとストーブの焼け焦げ対策が悩ましい。そうかと言ってユニフレームの焚き火テーブルじゃ雰囲気皆無で、高さもいまいちフィットしないし、重過ぎるしありふれている。地面に直置きしてもいいんだけど、草が燃えたりするのも嫌だし、蹴飛ばしてしまうこともあったし・・・。
その点でこのテーブルはパーフェクトです。天板サイズは W 513 x D 310。ユニフレームが 550 x 350 だから一回り小ぶり。高さが2段階調整可能で H 190(低) と300(高)。しかも重量が約 1,600g でかなり軽い部類。ただし雑な扱いをすると凹みます。

このテーブルは、スバルWRCラリーチーム正式採用のアルミケースなどを製造している中富工業の製品で、同社が運営しているアウトドア・ショップ『トミーワン』オリジナル商品になっています。カラーはシルバー(アルミ地)/ブラック/ブルー/レッドから選択可能。

テーブル上で液燃ストーブを気にせず使いたい人には最適。もっと人気があって有名になっててもいいテーブルなんですけどね。

ユニフレームと違って指を挟みそうになることは皆無



Byer Low Table
アメリカ東海岸にあるByer of Maine のローテーブル。古き良き時代のアメリカを感じさせるデザインで気に入ってます。子供と2人で行く地べたキャンプ用にと思って購入しましたが、最近ではいつもこれを持参して、シングル・バーナーの調理台、あるいはパーソナル・テーブルとして使用中。低いテーブルはソロ用ばかりで2人には小さすぎるのですが、これは 70cm x 50cm もあってゆっくり子供と食事を楽しめます。高さは27cm。

足を畳めるだけで、有名な Roll Top Camp Table と違って丸めることができません。素材はかなり丈夫で防水処理が施されています。

左写真は往年のByer独特の形状で、天板の4隅が段々狭くなるデザインです。末期のローテーブルはこうした手間を省いて味も素っ気も無い長方形になっています。いずれも製造中止になってしまいました。


Byer Folding Camp Table Large
正方形の天板を持つフォールディング・キャンプ・テーブルには S と L の 2種類がありますが、これは大きい方で 51 x 51 x 52cm。アメリカ本国ではカタログ落ちしたサイズです。

大半の子供用イスは低いので普通のテーブルだと食事がしずらかったり、着座位置の高いイスは不整地で不安定だったりします。このようなテーブルならそんな心配も無いでしょうね。2個並べれば家族でも充分です。


Byer East Port Roll Top Table
バイヤーのイーストポートロールトップテーブルは、同じく Byer のポピュラーな Roll Top Table と同じ構造のままで、より低くしたタイプのテーブルです。

メインラウンジャーやレーンジリーチェアと通常のロールトップテーブル (112 x 76 x 71cm (WDH)) の組み合わせは、テーブルが高すぎてミスマッチ。ローテーブルでは低すぎて、特に子供が腰掛けて食事を採るには行儀が悪すぎる。なかなか"雰囲気"をも併せ持つベストな中くらいの高さのテーブルがありません。しかし、このイーストポートテーブルは 84 x 76 x 41cm (WDH) で、まさに『ミドル・スタイル』を実現。低すぎず高すぎず、中庸な感じの素敵なテーブルです。
テーブルを低くするとタープやウィングも低く設定できるので、特に雨の吹き込みに強いスタイルになります。

収納も名前どおりにロール式なのでコンパクト(84 x 20Φ)。ロールトップテーブル(112 x 20.5Φ)より長さも無いので積載/運搬も楽チンです。

唯一の難点は 7kg 以上の重量。重さ以外は最高のテーブルです。残念なことに 2000年頃を最後に廃盤となっています。

組み立て動画はコチラ


Byer Maine Lounger
Byer of Maine のその名もメインラウンジャー。やはりByerのローテーブルと組み合わせて使うと気分はアメリカン。おおらかな気持ちになれます。何も考えずに流れる雲を眺めたり、湖畔で波を眺めたりするのに最適。自然と一体化できる感じの強い地べたスタイルに近い感覚です。
見た目からは座りにくそうに映るみたいですが、座った人は皆『思ったのと全然違う』という感想を持つようです。最近はコレばかり使用中。ただし奥様をはじめ基本的に女性には不人気。足をガバっと広げて座る男向きのイスです。

背面のポケットは座ったままだと手が届かない・・・。座面を外して平たく収納することができますが、嵩張ることに変わりはない・・・。


Byer Rangeley Chair
一般的なキャンプ用チェアと比べて、座面の面積は変えずに着座位置を低くしたレーンジリーチェア。中央収束タイプのイスだと座ると座面がかなり沈み込みますが、バイヤーのイスは座面や背もたれの布の張りが強いので、すわり心地もとても良い。着座位置が低いので一般的なキャンプ・テーブルにはミスマッチ。そうかと言ってロータイプの小型テーブルは低すぎる。ハイ・スタイルとロー・スタイルのまさに中間、ミドル・スタイルとでも言うべき高さです。

収納サイズが大きいのが難点。我が家では奥様お気に入りの『女王様の椅子』です。


ユニフレーム・チェア
収納性で収束タイプに勝るものは無い。しかしマクラーレンのガダバウト・チェアは身体に合わない。ガダバウトをパクッたデザインのユニフレームの中央収束タイプのチェアは、オリジナルより少し座面の沈み込みが浅いのが特徴です。
収納の細さは○、長さは×。テープ製肘掛に足を掛けて行儀悪く横向きに座ることもでき、座り方のバリエーションは豊富です。色もナチュラルな感じでGOOD。しかし肘掛の黒いテープを保持しているプラスティックが弱く、行儀悪く座っていたら割れてしまいました。肘掛部の強度に問題アリです。どうやらこの問題は頻発したらしく、丈夫になった部品に無償交換してもらえます。


ザノースフェイス・チェア
15年くらい使っている椅子。収納性はエクセレントで、長さも無いから横向きにしてもマンションのエレベータに乗り込めます。一応The North Faceブランドだけど、別にTNFが作ったわけじゃなくて単にGoldwinがマークを付けただけでしょう。

斜めに座ることも靴を脱いでアグラを組むこともできるので、活躍の機会も多く、一番使いやすいタイプです。今ではこのタイプの種類はいっぱいあり、最初のチェアとしては無難でしょうね。


コールマン三折ベンチ
コールマンのベンチタイプの腰掛け。横になって昼寝もOK。コールマンとしては珍しく収納性に優れているので車に積みっぱなしもOK。座面高が低いので、食事には向きません。

連結部のポリカーボネートがすぐに割れます。結局コールマンは火器の一部を除きすぐ壊れる品質です。

(廃棄済み)


スノーピークチェア
スノーピークにしては収納性が良さそうということで使ってみましたが、座り方のバリエーションが少なくて快適性に欠けます。リラックスできないイスですね。もっと安いノーブランドのイスの方が全然いい。
着座位置が高めで、かつ、座面の真ん中が沈む構造なので、足を前に投げ出して座ることはできません。肘掛テープは位置が高くて膝をかけて座ることもできません。背もたれ部も高いので後ろに腕をまわして肘もかけにくい。細くすぼまるけど長いのも難点。

(処分済み)